東京V深沢 センターバックで先発し横浜FCを完封「きょうやらなきゃ、いつやるんだという気持ち」

2025年5月6日(火)20時38分 スポーツニッポン

 ◇明治安田J1リーグ第15節 東京V2−0横浜FC(2025年5月6日 味の素スタジアム)

 東京VがCBが足りないピンチをDF深沢大輝(26)が救った。前節浦和戦で千田海人(30)が故障、谷口栄斗(25)も退場になり、横浜FC戦は出場停止、林尚輝(26)も故障で離脱中とあって、センターバック(CB)が足りなくなっていた。CBの中央に深沢が入り、右の宮原和也(29)、左の綱島悠斗(24)とトリオを組んで横浜FCの強力FWを完封、2−0で勝利した。

 深沢は「きょうやらなきゃ、いつやるんだという気持ち、悔しい思いしてきた中でピッチに立てる喜び、感謝を前面に出そうと思った。一番の仕事は無失点に抑えることなので、ホッとしている」と振りかえる。左サイドバックが主戦場だが中大3年まではCB、ラインコントロールのうまさが特徴で、今季初出場だったが無難にこなした。

 「レッズ戦のあと、おれかウミ(鈴木海音)かと思った。心の準備はしていたし、自分のすべてぶつけるだけだと思った。自分の特徴のリーダーシップや声で動かすのは真ん中の方が統率しやすい。ルキアンと武蔵が怖くなって、ちょっと下がる事があったがハイラインを保てた」と振りかえる。

 FWで先発の染野唯月(23)も前半36分に頭で今季2点目の先制ゴール。「守備を当たり前にやって、攻撃につなげるように意識した。得点で貢献できたのよかった。クロスは練習していたし、プルアウェーの動きは常々いわれている。まだすぐ試合があるので、しっかり合わせて行きたい」と、笑顔を見せた。

スポーツニッポン

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