「見渡していくと小林誠司かな」次に緊急トレードに動く球団は?球界OBの考察「ソフトバンクにハマると思う」

2025年5月10日(土)20時20分 ココカラネクスト

小林は昨季、最多勝に輝いた菅野とバッテリーを組み、チームを支えた(C)TakamotoTOKUHARA/CoCoKARAnext

 交流戦まで残り3週間、各チーム、故障者も増えており、再度、戦力補強の必要性が浮上しているチームも出てきた。

 開幕後、第1弾のトレードを敢行したのはヤクルト。村上宗隆、塩見泰隆など主力にケガ人が続出しており、今月1日、西武から金銭トレードで内野手の山野辺翔を獲得した。

【トレード考察】西武山野辺が金銭トレードで移籍!次に狙うべき選手と獲得に動く球団は?【プロ野球】

 さらにトレードに動く球団があるかについて球界内からも考察の声が上がっている。

 現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチを務め、現在は野球解説者として活躍する高木豊氏は10日に自身のYouTubeチャンネルに「【トレード考察】西武山野辺が金銭トレードで移籍!次に狙うべき選手と獲得に動く球団は?【プロ野球】」と題した動画を更新。各球団の移籍に関する動きに独自の見解を伝えている。

 高木氏は動画内でトレードに動くと見られる球団に関して「現実的なのはソフトバンクがキャッチャー欲しいよね」とずばり指摘。

 チームは昨年までの正捕手、甲斐拓也がFAで巨人に移籍。扇の要を欠き、やりくりに苦しんでいる部分もあるとした。

 その上で他球団の捕手獲得に動いていくとなれば「見渡していくと小林誠司かなって」とコメント。

 昨年はスガコババッテリーが復活、最多勝の菅野智之をリードし、最優秀バッテリー賞にも輝いた、ベテラン捕手の巨人・小林誠司の名前をあげた。

 背景には小林の現在のチームに置かれている状況もある。昨年は大城卓三、岸田行倫の3捕手併用でシーズンを戦ったが、今季は甲斐の移籍によりなかなか出場機会がめぐってこないのが現状となっている。

 チームには山瀬慎之助などの若手も在籍するとあって、1軍昇格の道も見えてこない。

 ただ小林に関しては目配り、気配りが知られており、捕手としての能力の高さは誰もが認めるところ。高木氏も「どこに行ってもちゃんとやってくれるし」「ソフトバンクにハマると思う」と見解を語る場面もあった。

 13年のドラフト1位入団、将来の幹部候補生ともされるが、先のことを考えても「パ・リーグに行って色々なキャリアを積む」ことが今後のプロ人生においても生きてくると説く。

 また、現在巨人では主砲の岡本和真の長期離脱が決まり、日替わり4番などスクランブル態勢となっている。巨人においても「内野も1枚ほしいし、外野もちょっと欲しい」など、戦力獲得の必要性が出てきているとした。

 ほかにもソフトバンクが捕手トレードをもくろむ場合の候補として日本ハムのベテラン捕手、清水優心をあげる場面もあった。動画内では他球団の戦力分析、トレード考察についても語っている。

 毎年、交流戦の前後から活発になってくるトレード、第2弾はどの球団となるか。水面下の動き含め、今後も注目を集めていきそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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