直近25試合で「本塁打ゼロ」の鈴木誠也に現地メディアは厳しい評価「中軸を打てるような成績を残していない」

2023年5月13日(土)21時12分 ココカラネクスト

厳しい目が向けられている鈴木。勝負強さを発揮して評価を覆したい(C)Getty Images

 現地5月12日(日本時間13日)、カブスの鈴木誠也が敵地で行われたツインズ戦に「5番・ライト」で先発出場。犠牲フライを含む、4打数1安打1打点でチームの勝利に貢献した。

 2点ビハインドの4回一死二、三塁の場面、鈴木は相手投手のカットボールを捉え、弾丸ライナーの打球を放った。レフトの正面をついたが、犠牲フライとなり三塁ランナーが生還した。8回の第4打席では、ライト線へ打球を落とし、これが二塁打となった。

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 鈴木はここまでの試合で、打率・263、1本塁打、11打点を記録。スプリングトレーニングで左脇腹を痛め、出遅れていたが、現地4月14日(日本時間15日)のドジャース戦で戦列復帰。復帰初戦となったこの日の試合でいきなり1号弾を放ったが、それ以降の25試合で一発が出ていない。

 そんな鈴木に現地メディアは厳しい評価をしている。カブス専門メディア『Cubbies Crib』は現地5月10日(日本時間11日)の記事で「スズキにとって今季開幕となったドジャース戦で本塁打を放ったが、全体的には苦戦を強いられている」と断じ、鈴木が今季1本しか本塁打を放っていないことに触れながら、「スズキは中軸を打てるような成績を残していないのに、カブスでは今シーズン4番もしくは5番を打っている。得点圏にランナーがいるときに苦しんでいる点も、問題を複雑化させている」と得点圏での成績にも注目した。

 同メディアは続けて、「カブスが2023年に真のコンテンダーとなるには、スズキがより良いパフォーマンスをする必要がある。もし、得点圏で苦戦し続けるなら、ロス監督に残された唯一の選択肢はスズキをラインナップの下位に移すことだ」と記載している。

 現地メディアは厳しい評価を下したが、指揮官からの信頼を勝ち取って出場を続けていることは確かだ。鈴木の爆発に期待したい。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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