大の里が2場所連続V 第75代横綱は臨時理事会、横審などを経て誕生へ

2025年5月23日(金)17時50分 スポーツ報知

琴桜(左)を寄り切りで破り優勝を決めた大の里が納得の表情を見せる(カメラ・今西 淳)

◆大相撲夏場所13日目(23日、東京・両国国技館)

 大関・大の里(二所ノ関)が2場所連続4度目の優勝を果たした。横綱審議委員会(横審)の推薦内規には「2場所連続優勝か、それに準ずる好成績」とある。日本相撲協会の諮問機関・横審が1950年5月に発足して以降、2場所連続優勝で昇進を見送られた大関はおらず、第75代横綱の誕生が確実となった。

 横綱昇進が正式に決まるには千秋楽(25日)後に番付を編成する日本相撲協会の審判部が、八角理事長(元横綱・北勝海)へ昇進についての臨時理事会の招集を要請することが必要。それを受け、理事長が横審への昇進諮問を決定する。千秋楽翌日の26日に開かれる横審に理事長が昇進を諮問し、出席委員の3分の2以上が賛成すれば推薦が決まる。

 横審で推挙されれば28日の番付編成会議及び臨時理事会で昇進が正式に承認され、伝達式が開かれる。通例では昇進後の数日中に明治神宮で奉納土俵入りが行われる。

スポーツ報知

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