元貴乃花 日本人横綱の“先輩”が大の里にエール 早い出世...人からの嫉妬も楽しめ

2025年5月24日(土)4時30分 スポーツニッポン

 ◇大相撲夏場所13日目(2025年5月23日 東京・両国国技館)

 日本人横綱として一時代を築いた元横綱・貴乃花の花田光司氏(52)が、令和の大横綱になる可能性を秘めた大の里にエールを送った。

 「上に立つことはつらいことですが、新しい楽しみも生まれるものです。出世が早く経験値が浅いと思われがちです。また、人からの嫉妬も買いますが、それを楽しむのも上に立つ者の喜びとし、千載一遇の機会を得て優勝をもぎ取っていくことです」と優勝回数を積み上げていくことを期待した。

 大の里にとって貴乃花は偉大な先人として意識してきた存在。そのしこ名が入った浴衣を師匠から譲り受け、場所入りの時に愛用。現役時代の取組映像もチェックしてきた。

 そんな大の里に花田氏は力士のお手本となることも望んだ。「普段からこうべを垂れ、土俵の上では、誰にも勝る。その備えを怠らない。それこそが、後世に伝えられる横綱の証明になります」。相撲界を背負って立つ力の持ち主と認めるからこそ一層の精進を促した。そして「師匠からの愛を受け継ぎ、日本の国のために土俵に上がれ!!」と活躍を願った。

スポーツニッポン

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