巨人 23打席連続無安打13三振の大城卓三を抹消 小林誠司が今季1軍初昇格
2025年5月24日(土)16時2分 スポーツニッポン
日本野球機構(NPB)は24日、セ・パ両リーグの出場選手登録および抹消を公示し、巨人は大城卓三捕手(32)を抹消して小林誠司捕手(35)を登録した。大城卓の抹消、小林の登録ともに今季初となる。
大城卓は「5番・一塁」で先発出場した4月22日の中日戦(東京D)で4番・岡本和真内野手(28)から2者連続弾となる今季1号ソロ。同じく「5番・一塁」で先発出場した翌23日の同戦では0—0のまま迎えた8回に2戦連発となる決勝の2号2ランを放ち、2—0での勝利にチームをけん引した。
だが、この決勝2号2ランを最後に打撃不振に陥り、現在23打席連続無安打で、その間13三振。主砲・岡本の負傷離脱を受けて5月13日の広島戦(マツダ)では第94代4番に就任し、今季2度目のスタメンマスクとなったが、4打席に入って4打数無安打2三振に終わって7回で途中交代となっていた。
大城卓の今季ここまでの打撃成績は23試合に出場して49打席に入り、打率.149(47打数7安打)、2本塁打、5打点。
来月36歳になる小林は今季1軍初昇格。昨季は同学年の菅野智之投手(35=現オリオールズ)が先発した全24試合でコンビを組み、15勝3敗、防御率1.67の好成績を支えてチームの4年ぶりセ・リーグ優勝に貢献した。昨季はスガコバコンビで2度目、自身通算3度目の最優秀バッテリー賞にも輝いている。イースタン・リーグではここまで15試合に出場して打率.143(21打数3安打)、0本塁打、2打点。