【巨人】1軍合流間近とされる坂本勇人に関して高木豊氏から 「球宴明けで良かった」「ショートの野球がある」と復帰コンバートが勧められる理由とは

2024年7月11日(木)12時16分 ココカラネクスト

高木豊氏

 現在首位の巨人は10日の広島戦(マツダ)を4回表に降雨のためノーゲームとなった。

 前日に今季初となるマツダスタジアムでの初勝利を飾っていた。水入りとなったが、チームの状態はいいとあって、12日から本拠地で迎えるDeNA、阪神との6連戦を見据える。

坂本勇人一軍復帰へ】好調巨人がなぜこのタイミングで︎『坂本のためにも”ショート”で復帰を』何番で起用すべきなのか︎高木豊が考える巨人の理想オーダーとは!?

 そして現在注目となっているのはベテラン、坂本勇人の復帰時期にもある。坂本は打撃不調のため、現在ファームで調整中。10日に行われたイースタン・オイシックス戦(ジャイアンツ球場)に「2番・DH」で出場し、3の0に終わった。
 
 現在5連勝中と好調なチームに坂本をいかに組み込んでいくかが注目される中、球界内からも様々な考察の声が上がっている。

 現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチも務め、現在は野球解説者として活躍する高木豊氏は7月10日に自身のYouTubeチャンネルに「【坂本勇人一軍復帰へ】好調巨人がなぜこのタイミングで!?『坂本のためにも"ショートで"復帰を』何番で起用すべきなのか!?高木豊が考える巨人の理想オーダーとは!?」と題した動画を更新。坂本の復帰プランについて、独自の目線で語っている。

 まず12日のゲームから1軍合流と伝えられていることには「俺はオールスター明けで良かったと思っている」と言及。チームは現在首位といい状態なため「まだ放牧でも良かったかな 慌てることもなかったかな」と考察を加えた。

 その上で阿部監督の考えに関しても言及。「阿部監督の中で坂本の存在はリーダー的存在と思っている 野球を一緒にやりたいと思っているかもしれない」とコメント。若手に与える影響含め、好循環を期待しているとした。

 また気になるポジションに関しては「ショートでも面白いな」と昨年まで守った遊撃ポジションを勧める場面も。現在遊撃はルーキーの泉口友汰が先発する機会が増えているが、「2試合やって1試合休ませるとか」と休養をはさみながらの起用を選択肢に加えることを求めた。

 理由としては「ショートにはショートの野球というものがある」として、「リズムを思いださせるためにもショートでも」と、慣れ親しんだポジションの復帰が現在課題となっている打撃にも、いいリズムを取り戻させるとした。

 また、仮に坂本が遊撃で復帰となれば、チームにとってのメリットも生まれそうだ。

 現在サードで先発しているのは主砲の岡本和真。「岡本もサードのほうがピリッとするのかな」と打撃にもいい影響を及ぼしていると見る。一塁手として先発する大城卓三も好調を保っていることで、坂本が慣れ親しんだポジションを再び守ることでチームバランスが保たれる面も出てきそうだ。

 坂本の処遇に関しては「(1軍に)上がってきて、オールスターまで調子を見てみればいい」といかにチームにフィットできるかを見極めることも大事とした。

 阿部監督は坂本に関して、目指すV奪回のために欠かせない存在として認めているだけに、背番号6のパフォーマンスが今後も注目されそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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