後半戦勝利スタートの巨人 球界OBは「下位打線がつながったら強くなる」「今は踏ん張りどころ」と見解

2023年7月23日(日)15時15分 ココカラネクスト

ここから上昇気流に乗れるか。原監督の采配に注目だ(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 現在4位巨人は7月22日のDeNA戦で勝利を収め、後半戦開幕を最高の形で迎えることができた。3位DeNAとは2.5ゲーム差、首位阪神とは5.5ゲーム差と、状態が上がっていけば8月終了時点での首位浮上も見えてくる。

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 巨人がこのままの勢いで勝ちを重ねるためには何が必要なのか。現役時代にロッテで活躍した里崎智也氏が自身のYouTubeチャンネルで、巨人の現在地について語った。まず、「山﨑伊織が良い感じになって、この前の井上(温大)も良かった」と先発投手に加えて、「後ろが何気に良くなってきてる」「大勢が帰ってきたら完璧」と一時は崩壊気味だったリリーフ陣も安定感を見せるようになったと投手陣全体を評価する。

 それでも、「今は踏ん張りどころだね」「何かがめっちゃ良いっていうのはないけど」と決してチーム状態が他球団と比較して突出しているわけではないとして、「岡本の爆発頼みにかけていくしかない」とキーマンとして岡本和真の名前を出す。続けて、「下位打線弱いよな。1番から5番までで点を取らないと、みたいな」「下位打線がつながったら強くなるんだけど」と語った。

 投手陣が安定感を見せるようになり、いかに点が取れるかが大切になる。岡本に引っ張ってもらいながらも、下位でも点が取れるような打線を組めるかが重要になってきそうだ。22日のDeNA戦では大城卓三、吉川尚輝、秋広優人の3人のホームランで勝ち切ったが、里崎氏が指摘した通り、1番から5番でしか点が取れていない。さらには、ホームラン以外でも点が取れておらず、得点パターンのバリエーションを増やしたいところ。

 原辰徳監督としても2年目の岡田悠希、ベテランの中島宏之を下位打線に据えるなど、下位打線で点を取ろうと模索している様子。下位打線がつながらないと大量得点も望めないため、各球団の投手陣が疲弊して点が取りやすくなる夏場を迎えた今現在、下位打線の奮起が待たれる。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]


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