佐々木朗希の100マイルをどう見る? ド軍正捕手が語った怪物の“現状”「ショウヘイの方にロウキは似た部分はある」

2025年2月27日(木)18時0分 ココカラネクスト

日々鍛錬を積んでいる佐々木。その投球に関心は高まっている。(C)Getty Images

 日本球界からやってきた“怪物”に対する関心は高まっている。今オフにポスティングシステムを利用してドジャースに入団した佐々木朗希だ。

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 現地時間2月25日にはホワイトソックスとの実戦形式の投球練習に登板。マイナーリーグのプロスペクト級打者延べ10人に、計38球を投げた佐々木は、被安打2、1失点でまとめた。先頭打者のカイル・ティールに特大の一発は浴びたが、それも勉強。本格的な実戦投球に向け、準備は着々と進んでいる。

 ワールドシリーズ連覇を目指すチームにあって、ルーキーながら「重要な戦力」として位置づけられている佐々木。そんな怪腕の現状を“女房役”はどう見ているのか。現地時間2月26日にMLBの公式ネット局『MLB Network』の番組「HOT Stove」に出演したドジャースの正捕手ウィル・スミスは「素晴らしいよ」と語った。

 すでにブルペンやライブBPで投球相手となっているスミス。マスク越しに佐々木の投じる100マイル(約160.9キロ)の快速球を目の当たりにし、「すごくいい感じにきている」と強調。さらに「まだ環境に慣れる段階だけど、彼が長くメジャーで活躍する選手になるのは間違いない」と特大のポテンシャルを褒めちぎった。

 新たな投手とコミュニケーションを図る際には「とにかくたくさん話す。それで彼らの好みや、苦手なこと、決め球を知るんだ」というスミス。番組のホストを務める元マリナーズのハロルド・レイノルズ氏から「ロウキのスタイルはオオタニより? それともヤマモトっぽいの?」と問われた際には、こう切り返している。

「どうだろうな。ヨシ(山本由伸)はコントロールが抜群で、完璧なピッチングをする。ショウヘイはブルペンで何度か受けただけだけど、もちろん素晴らしい。うーん、スタイル的にはショウヘイの方がロウキと似た部分はあるかもしれないね」

 まだまだ研鑽を積んでいく段階ではある。正捕手からも太鼓判を押される佐々木が、どこまで飛躍していくかは、レギュラーシーズンの開幕前に期待は膨らむばかりだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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