2試合連続本塁打でパヘスが「延命に成功」 “逸材”キム・ヘソンの現状を韓国メディアが分析「もう少し待つ必要がある」
2025年4月11日(金)18時43分 ココカラネクスト

キム・ヘソンの昇格はパヘスの出来に左右されそうだ(C)Getty Images
逸材のメジャー昇格はまだ先かもしれない。
現地時間4月10日(日本時間11日)、ドジャース傘下の3Aオクラホマシティでプレーしている“韓国の至宝”キム・ヘソンは、レンジャーズ傘下の3Aラウンドロック戦に「1番・中堅」で先発出場し、5打数無安打、1得点。連続試合安打が「7」でストップしたが、ここまでの打撃成績は、出場11試合で打率.292、OPS.837と悪くない。
【動画】この打撃を見よ!キム・ヘソンが3Aで2点適時打を放ったシーン
しかしその一方、ドジャースで調子を上げてきたのは、中堅を守るアンディ・パヘスだ。13試合で打撃.171、OPS.647とまだまだ低い水準だが、現地時間4月10日(日本時間11日)のナショナルズ戦では、2試合連続の2号同点ソロを放つなど、チームの逆転勝ちに貢献。韓国メディア『OSEN』は、「(キム・ヘソンの)ライバルが延命に成功」と結果を報じた。
さらに記事内で同メディアは、「キム・ヘソンの打撃が熱を帯び始めている中、パヘスに復活の兆しだ」「中堅の守備でも不安な姿を露呈し、マイナー降格の危機を迎えていたが、2試合連続弾で延命に成功」と報道。「もう少し待つ必要がある。ドジャースも開幕ロースターに登録した選手を数週間で降格させないだろう」と分析している。
また、「キケ・ヘルナンデスやミゲル・ロハス、クリス・テイラーなど、打率1割台の選手は多いが、経験豊富で年俸が高いベテランたちなので、簡単には外せない」と指摘。「誰かに怪我でもない限り、すぐに昇格を狙うのは難しい状況だ。キム・ヘソンにとっても急いで昇格するより、より万全に準備された状態でメジャーデビューを迎える方がいい」と続けていた。
母国の注目度が高いキム・ヘソン。今後のさらなるアピールに期待だ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]