巨人・井上温大、2勝目に挑む22日の中日戦「いつもと変わらずに粘り強く」3戦連続QSの安定感
2025年4月22日(火)5時5分 スポーツ報知
笑顔を見せて調整する井上
巨人の井上温大投手(23)が22日の中日戦(東京D)で今季2勝目を目指して先発する。チームは20日のヤクルト戦(神宮)で延長戦の末、サヨナラ負け。嫌な雰囲気を断ち切りたい左腕は「いつもと変わらずに先頭バッターに気を付けて粘り強く投げていきたいと思います」と自分本来の投球を貫くことを誓った。
山崎らとともにチームをけん引している。ここまでカード頭の火曜日を任されて3試合に登板。1勝1敗も3戦連続クオリティースタート(QS=6回以上自責3以内)で防御率1・80と抜群の安定感を誇っている。「自分の中で1週間の過ごし方、調子を崩さないようにいろんなトレーニングとかキャッチボールをして変わらずに投げられている」と調整方法が確立され、堂々とマウンドに立てるようになった。中日との対戦は1日の今季初登板(7回2失点で敗戦)以来、今季2度目。「やっぱり中軸に回すと点が入ってしまうので3、4、5番の前にランナーをためないように投げたい」と冷静に分析した。
21日はG球場でキャッチボールなどで調整した。「大胆にストライクに投げて、勝負どころや走者がたまっている場面では厳しく低めに。余裕も持って投げたい」と、快投をイメージした。(水上 智恵)