駒大ルーキー牟田颯太が3000M障害で余裕の予選通過「駅伝につなげなければ」…関東学生対校選手権

2025年5月10日(土)16時50分 スポーツ報知

関東学生対抗選手権の男子2部3000メートル障害で予選通過した駒大の牟田颯太(カメラ・手島莉子)

◆陸上 関東学生対校選手権第3日(10日、相模原ギオンスタジアム)

 男子2部3000メートル障害予選が行われ、駒大のルーキー・牟田颯太が8分58秒25の組2番手で11日の決勝進出を決めた。序盤から積極的に前に出てレースを展開し、余裕の通過。レース後は「藤田(敦史)監督に導いていただいて駒大に入学したからには、しっかりトラックシーズンから結果を残して駅伝につなげなければいけないという思いがあった。そういう気持ちで試合に臨んだ」と堂々と話した。

 今年4月に双子の弟・凜太と共に長崎・鎮西学院高から駒大に進学。凜太は3月に5000メートルで14分00秒79の自己ベスト、4月の1万メートル初レースで28分59秒75をマークするなど勢いを見せており、颯太は「弟の凜太は5000メートルや1万メートルでタイムを出して、今も活躍している。そこにしっかり食らいついていけるようにっていう考えは持っています」と刺激を受け、切磋琢磨(せっさたくま)している。

 全国高校駅伝では、タスキをつないだ経験もある2人。駒大は学生3大駅伝で歴代最多29勝を誇る駅伝の名門で、今年の箱根駅伝(1月2、3日)も総合2位。今シーズンも強さは盤石だ。颯太は「箱根駅伝でまず出走して、そこから学年を重ねていくごとに2人で着々と力を伸ばしていく。いずれ2人でたすきリレーができればと思っています」と笑顔で思い描いた。

スポーツ報知

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