佐々木朗希、自身初の中5日で初回マウンドへ 2勝目なるか…前回は“日またぎ登板”で念願の初白星
2025年5月10日(土)10時51分 スポーツ報知
◆米大リーグ ダイヤモンドバックス—ドジャース(9日、米アリゾナ州フェニックス=チェースフィールド)
ドジャースの佐々木朗希投手(23)が9日(日本時間10日)、自身初の中5日で敵地・ダイヤモンドバックス戦に先発し、初回のマウンドに上がった。8日に山本由伸投手(26)から満塁弾を放ったモレノ、マルテら好打者がそろうナ・リーグ西地区ライバルの強力打線に挑む。
前回登板の3日(同4日)の敵地・ブレーブス戦ではメジャー自己最多98球を投げ、6安打3失点の内容で、メジャー初勝利を手にした。雷を伴う大雨の影響で開始が3時間6分遅れ、現地時間午後10時21分に開始。異例の“日またぎ登板”で、メジャー7戦目に待望の初白星を挙げ「まずはホッとしてますし、うれしい。(日またぎは)初めて。初勝利もすごく思い出に残るし、こうした形でできたことはすごく特別で、なかなか忘れることができないかな」と笑顔を見せていた。この日は、ロッテ時代の5年間でも経験がない中5日で連勝を狙う。
この日は屋根が開放されて行われ、乾燥地帯の気候が投球に与える影響が懸念される。試合開始時点で気温36度、湿度は12%。乾燥で制球が難しい上に、打球が飛びやすい投手不利な環境だ。だが、佐々木は、アリゾナで行われた今年の春季キャンプ中のオープン戦では、2試合の計7イニングで無失点。1年目の日本人投手としては初めて、開幕前のオープン戦を防御率0・00で切り抜けるなど、苦にはしていなかった。
チームは、今季最長のビジター10連戦中でこの日が8試合目。前日には4カードぶりに初戦を落としただけに、佐々木が快投で連敗阻止を期す。