駒大の佐藤圭汰は11位「切り替えてやっていきたい」アジア選手権へ再調整…セイコーGGP
2025年5月18日(日)14時33分 スポーツ報知
男子3000メートル決勝 力走する駒大・佐藤圭太(左)(カメラ・岡野 将大)
◆陸上 セイコーゴールデングランプリ(18日、東京・国立競技場)
男子3000メートルは、森凪也(ホンダ)が7分41秒58で日本勢トップの4位だった。ラストスパートで一気に前に出ると、大迫傑(ナイキ)が2014年に出した日本記録(7分40秒09)に迫る日本歴代2位の好タイムをマークした。駒大の佐藤圭汰(4年)は日本勢6番手の11位。序盤は積極的に集団の前でレースを進めたが、徐々に後退した。
今月3日に世界最高峰シリーズのダイヤモンドリーグ(DL、中国)に初参戦。「中国のDLが終わってから全然疲れがとれなくて、ベースの部分のトレーニングが全然できていなかったこともあります。走る前から調子が上がっている感じがしなくて、慢性的な疲労があると思います。力不足だと感じた」と振り返った。
今後はアジア選手権(27〜31日、韓国)の5000メートルに出場予定。「まずは今日の疲労をしっかりとる。あまりネガティブになりすぎると絶対に次に良くないので。今日は今日で反省して、次は(日本)代表として出してもらう立場なので、しっかり良い結果を出せるように切り替えてやっていきたい」と言葉に力を込めた。