大の里の師匠・二所ノ関親方の横綱昇進時はシンプルな口上 「ちょっとかんでしまった」と苦笑する一幕も

2025年5月28日(水)11時17分 スポーツ報知

2017年1月25日、帝国ホテルで行われた稀勢の里の横綱昇進伝達式

 大相撲の大の里(二所ノ関)の横綱昇進が28日、東京・両国国技館で開かれた名古屋場所(7月13日初日・IGアリーナ)番付編成会議と臨時理事会で正式に決まった。満場一致で承認された。

 茨城・阿見町の二所ノ関部屋で行われた横綱昇進伝達式で大の里は「謹んでお受けいたします、横綱の地位を汚さぬよう稽古に精進し、唯一無二の横綱を目指します」と口上を述べた。大関昇進時に使用した「唯一無二」の言葉を再び使った。

 8年前の2017年初場所後に第72代横綱に昇進した大の里の師匠の二所ノ関親方(元稀勢の里)は昇進した際にはシンプルな言葉で決意を示した。「謹んでお受け致します。横綱の名に恥じぬよう精進いたします」と口上を述べた。注目された四字熟語は使わず、わずか28文字という簡潔なものだった。伝達式後の会見で、「ちょっとかんでしまった」と照れ笑いを浮かべる一幕もあった。

 当時は19年ぶりに誕生した和製横綱の昇進伝達式は会場も豪華。所属部屋ではなく東京・帝国ホテルで行われる異例の形で行われていた。

スポーツ報知

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