現ドラから初選出「長打力」期待の2人が“キーマン”に 次世代の遊撃争いにも注目【侍ジャパン】

2025年2月15日(土)6時30分 ココカラネクスト

井端監督は課題として長打力を挙げた。果たしてキーマンになるのは(C)産経新聞社

 侍ジャパンは2月14日、3月5日・6日に京セラドーム大阪で開催される「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本 vs オランダ」の出場選手28人のメンバーを発表した。

 今回、2023年のWBCメンバーではオリックスの宮城大弥が唯一選ばれた一方で、昨年のプレミア12に出場した選手は「0」となり、井端弘和監督はその意図に関して「選手の力量はわかっている」と答えた。

【動画】侍ジャパンでも期待!水谷瞬の豪快な先頭打者アーチ

 初選出は20人とフレッシュな顔ぶれがそろい、「いいものをこちらに見せてもらえればいい。WBCまで1年弱。本番を想定して、ある程度イメージしてやっていけたらいい」と、意気込みを語った。

 昨年のプレミア12では惜しくも準優勝に終わった。全勝で台湾との決勝に挑んだが打線が沈黙。0−4で完封負けを喫した。「決勝で負けたときも、本塁打2本でやられている。長打というのは魅力だと思う。キーを握っていると思う」と、課題となった「長打力」向上のため、来年の本番を見据えて、3月の強化試合では新たな打線で臨む。

 若いメンバーが中心の選出となり、佐藤輝明、万波中正の他、中日の細川成也、日本ハムの水谷瞬はともに現役ドラフトの選手として史上初の侍入りを果たし、長打力が期待できる2人だ。彼らが日の丸のユニフォームを着てどんなプレーを見せてくれるのか、指揮官も期待しての選出だけにキーマンとなりそうだ。

 また、遊撃のポジションでは、昨季リーグ最多163安打を放ったヤクルトの長岡秀樹、DeNAの森敬斗、広島の矢野雅哉の3人が選ばれ、次世代の遊撃手としての争いにも注目が集まる。彼らが中軸につなぎ、打線をどう機能させるのかも見てみたいところだ。

 2025年の初戦となる試合で井端ジャパンがどんな打線で挑むのか。2026年WBCの試金石となる大事な2試合がスタートする。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

ココカラネクスト

「侍ジャパン」をもっと詳しく

「侍ジャパン」のニュース

「侍ジャパン」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ