「獣のような反撃だった」 メキシコメディアが“侍ジャパンの執念”に感服!「夢は潰えた」

2023年3月21日(火)21時57分 ココカラネクスト

(C)Getty Images

 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表「侍ジャパン」は現地3月20日(日本時間21日)、米マイアミのローンデポパークで行われた準決勝に6−5のサヨナラ勝ち。終始、リードを許す苦しい展開が続いたものの、崖っぷちの最終回で見事逆転に成功し、2009年の第2回大会以来、14年ぶり3度目の決勝進出を決めた。

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 圧巻だったのは、1点を追う9回裏だ。先頭打者の大谷翔平が二塁打、続く吉田正尚が四球で出塁し、ここで打席に立ったのは、昨季セ・リーグ三冠王の村上宗隆。打球を左中間に弾き返すと、大谷がホームに帰り、吉田の代走として出た周東右京がサヨナラのホームを踏む劇的な結末となった。

 試合後、メキシコ代表の惜敗、そして侍ジャパンの勝負強さを目の当たりにしたメキシコメディア『MedioTiempo』は、「何も責めれらない!」と見出しを打つと、「メキシコが5−3としたこの2得差は、十分でなかった」と報道。「日本は8回に1点、9回に2点を奪い、メキシコを地に引きずり下ろした」と激闘の内容を伝えている。

 また、「夢は潰えた」と記事内に綴っているのは、同国メディア『AS México』。「ベンジャミン・ジル監督が率いた今大会でメキシコの野球は、違った角度から見られるようになるだろう」と母国代表の健闘を称えながらも、「日本の最終回は獣のような反撃だった」と振り返っており、侍ジャパンの“執念”に感服するしていた。

 まさに土壇場から勝利を掴んだ侍ジャパン。現地21日(日本時間22日)の決勝では、前回王者のアメリカ代表と対戦する。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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