角田裕毅予選11番手「覚悟していたとおり難しい予選になった。ハースとアルピーヌは強力だが、戦いを諦めてはいない」
2024年12月8日(日)7時17分 AUTOSPORT web
2024年F1アブダビGPの予選で、RBの角田裕毅は11番手を獲得した。ビークルパフォーマンス責任者ギヨーム・デゾトーは一日を振り返り、中団の熾烈な戦いのなか、ドライバーたちは良い仕事をしたが、チームはパフォーマンスを思うように向上させることができなかったと語った。
「フリープラクティスセッションと同様に、予選も中団において非常に拮抗した戦いが繰り広げられた。課題は風に適応し、タイヤの準備を最適化し、トラックリミットを尊重し、トラフィックを管理することだった。しかし特に20台のマシンがコース上で走るQ1ではそれは簡単なことではなかった」とデゾトーはコメントした。
「ドライバーはふたりとも良い仕事をしてQ2に進出した。しかし我々は、昨日よりパフォーマンスを向上させることに苦労した。ただ、グリッド11番手と12番手はレースを始めるにあたって悪い位置ではない。明日はもちろんポイント獲得を狙っていく」
RBは現在コンストラクターズ選手権8位で合計46ポイント。6位アルピーヌ(59ポイント)、7位ハース(54ポイント)を追う展開となっている。決勝暫定グリッドでは、5番グリッドにピエール・ガスリー(アルピーヌ)、7番グリッドにニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)と、角田とリアム・ローソン(予選12番手)より前からスタートする予定だ。
■角田裕毅(ビザ・キャッシュアップRBフォーミュラ1チーム)
FP3 11番手(1分24秒343:ソフトタイヤ/18周)
予選 11番手(Q1=14番手1分23秒735:ソフトタイヤ/Q2=11番手1分23秒419:ソフトタイヤ)
少し難しい予選でした。Q3に進出するのが簡単ではないことは分かっていましたが、ドライバーとしては、常に期待を超えたいと思っています。ラップには常に改善の余地があるものの、まずまずのラップでした。でも残念ながら今日は十分ではありませんでした。
主なライバルはとても強力に見えますが、何が起こるか分からないので諦めません。レース中にポジションを上げていけるよう、最善を尽くします。
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